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引っ越し時の粗大ゴミはどうする?7つの処分方法と費用・タイミングを解説
- お役立ちコンテンツ
引っ越しや大掃除で大量の粗大ゴミが出たとき、
「自治体の回収に出せばいいのか、それとも業者に頼むべきなのか」
「家電リサイクルの対象品はどう処分すればいいの?」
と悩んでいませんか?
実は、粗大ゴミの処分方法を間違えると、退去日に間に合わずトラブルになったり、違法な業者に高額請求されたりするリスクがあります。
引っ越しをスムーズに進めるためには、計画的な処分スケジュールと正しい知識が欠かせません。
本記事では、引っ越し時に出る粗大ゴミの定義から、7つの処分方法、費用相場、タイミングまで詳しく解説します。
あわせて、トラブルを回避するための業者選びのポイントについてもご紹介します。
💡 この記事を読んでわかること
- 引っ越し粗大ゴミの7つの処分方法と費用比較
- 自治体と回収業者、どちらがお得か判断する基準
- 処分が間に合わない時の緊急対処法
目次(クリックで開閉)
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- ▶ 引っ越し時に出る「粗大ゴミ」とは?定義と捨てられないもの
- ・ 自治体の粗大ゴミ定義(サイズ・重さと具体例)
- ・ 【要注意】粗大ゴミとして捨てられない「家電4品目」
- ・ パソコンや適正処理困難物も対象外になる
- ▶ 引っ越しの粗大ゴミ・不用品を処分する7つの方法
- ・ 1. 自治体の戸別収集(回収サービス)を利用する
- ・ 2. 自治体の指定処理施設(クリーンセンター)へ持ち込む
- ・ 3. 引っ越し業者に引き取り・回収を依頼する
- ・ 4. 民間の不用品回収業者に依頼する
- ・ 5. リサイクルショップや買取専門店で売る
- ・ 6. フリマアプリ・ネットオークションで売る
- ・ 7. 知人・友人に譲る・寄付する
- ▶ 【目的別】粗大ゴミ処分はどれがおすすめ?メリット・デメリット比較
- ・ 費用を「安く」抑えたいなら自治体か売却がおすすめ
- ・ 手間と「時間」を節約するなら不用品回収業者がベスト
- ・ 状態が良い家具家電なら「買取」で現金化を狙う
- ▶ 引っ越しゴミ処分のスケジュールとタイミング
- ・ 【1ヶ月前】不用品の仕分けとリストアップを始める
- ・ 【2〜3週間前】自治体や業者への申し込み・見積もり
- ・ 【1週間前〜前日】冷蔵庫の水抜きと搬出の最終準備
- ▶ 処分が間に合わない!引っ越し当日・直前の対処法
- ・ 即日対応・年中無休の不用品回収業者に依頼する
- ・ 友人・知人に一時保管を頼むか譲渡する
- ・ 諦めて新居に持っていき後日改めて処分する
- ▶ 粗大ゴミの処分費用相場と安く抑えるコツ
- ・ 自治体回収と不用品回収業者の料金相場比較
- ・ 処分費用を安く抑えるためのポイントと買取活用
- ・ 追加料金が発生するケースと見積もりの注意点
- ▶ トラブル回避!業者選びの注意点と違法業者について
- ・ 「無料回収」を謳う違法な廃品回収車には注意
- ・ 業者の「一般廃棄物収集運搬業許可」などを確認する
- ・ 賃貸物件の退去時トラブル(残置物)を防ぐ
- ▶ まとめ:引っ越しの粗大ゴミは計画的に処分しよう

引っ越し準備を始めて最初につまずくのが、「この家具や家電、いつものゴミ置き場に出していいの?」という疑問ではないでしょうか。
実は、自治体で回収できるものと、法律で禁止されているものがあるのです。まずはその境界線をはっきりさせましょう。
自治体の粗大ゴミ定義(サイズ・重さと具体例)
一般的に、自治体では「一辺の長さが30cmを超えるもの」を粗大ゴミとして定義しています。
これは、指定のゴミ袋に入らないサイズのもの全般を指します。
ただし、木製の家具などを解体して小さくし、指定袋に入るサイズにすれば「可燃ゴミ」や「不燃ゴミ」として出せる地域もあります。
まずは、お住まいの自治体のルールを確認することが大切です。
【粗大ゴミの代表例】
- 家具:ベッド、ソファ、タンス、テーブル、椅子、食器棚
- 寝具:布団、マットレス(スプリング無し)
- 趣味:自転車、ゴルフバッグ、スキー板
- その他:カーペット、照明器具、ストーブ
※自治体によって「50cm以上」など基準が異なるため、必ずお住まいの地域の公式ホームページで確認してください。
【要注意】粗大ゴミとして捨てられない「家電4品目」
注意が必要なのが、「家電リサイクル法」の対象製品です。
これらは有用な資源を再利用するために国が定めたルールで、自治体の粗大ゴミ収集には絶対に出せません。
消費者は「リサイクル料金」と「収集運搬料金」を支払い、適正に処分する義務があります。
| 対象品目(家電4品目) | 処分のルール |
|---|---|
| ❶ エアコン | 室外機も含む |
| ❷ テレビ | ブラウン管、液晶、プラズマ |
| ❸ 冷蔵庫・冷凍庫 | ワインセラーなども含む |
| ❹ 洗濯機・衣類乾燥機 | ドラム式も含む |
【処分の流れ】
1. 購入した店舗、または買い替えをする店舗に引き取りを依頼する。
2. 郵便局でリサイクル券を購入し、指定引取場所へ自分で持ち込む。
参考:家電リサイクル法(特定家庭用機器再商品化法)|経済産業省
パソコンや適正処理困難物も対象外になる
パソコンも「資源有効利用促進法」により、自治体では回収していません。
メーカーによる回収や、認定リサイクル業者への依頼が必要です。
また、処理が難しく危険性が高いものも「適正処理困難物」として、自治体の収集対象外となるケースがほとんどです。
⚠️ 自治体で回収できない主なもの
- パソコン(本体、ノートPC、モニター)
- 危険物:バッテリー、消化器、ガスボンベ、石油・灯油
- 重量物:ピアノ、耐火金庫
- その他:タイヤ、バイク、コンクリートブロック
これらは、購入した店舗や専門の回収業者へ依頼して処分する必要があります。
引っ越しの粗大ゴミ・不用品を処分する7つの方法

処分方法は一つではありません。予算や残り時間に合わせて選べるよう、代表的な7つの方法を特徴ごとに整理しました。
それぞれのメリット・デメリットを比較して、自分に合った方法を選びましょう。
1. 自治体の戸別収集(回収サービス)を利用する
一般的で、費用を安く抑えられる方法です。自治体が指定する日時に家の前まで収集車が来てくれます。
- ✅ メリット:料金が非常に安い(数百円〜)。公的サービスなので安心して利用できる。
- ✅ デメリット:日時指定ができない場合が多く、朝8時までに出す必要がある。指定場所(家の前や集積所)まで自力で運び出す必要があるため、大型家具などは大変。
- ✅ 手順:
1. 電話やネットで「粗大ゴミ受付センター」に予約する。
2. コンビニ等で「処理券(シール)」を購入し、品物に貼る。
3. 収集日の朝、指定場所に出す。
2. 自治体の指定処理施設(クリーンセンター)へ持ち込む
車があり、運搬できる人手があるなら、地域の清掃工場(クリーンセンター)へ直接持ち込むのも手です。
- ✅ メリット:戸別収集よりさらに料金が安い(半額や無料の地域も)。自分のタイミングで即日処分できる場合が多い。
- ✅ デメリット:車への積み込み、運搬、荷下ろしをすべて自分で行う必要があるため、体力と手間がかかる。レンタカー代がかかると割高になることも。
- ✅ 注意点:本人確認のため、身分証明書の提示が必要です。
3. 引っ越し業者に引き取り・回収を依頼する
引っ越し作業と同時に不用品を持って行ってくれるサービスです。見積もりの際に相談してみましょう。
- ✅ メリット:引っ越し当日に搬出してもらえるため、退去ギリギリまで家具を使える。別途業者を手配する手間が省ける。
- ✅ デメリット:対応していない業者もある。費用は専門業者に比べると割高になりやすい。
- ✅ 注意点:必ず見積もり時に依頼し、料金を確認すること。当日急にお願いしても断られることがあります。
4. 民間の不用品回収業者に依頼する
分別不要で、部屋の中から運び出してくれるサービスです。「楽さ」と「スピード」を重視するなら最適です。
- ✅ メリット:手間が一切かからない。即日対応や日時指定が可能。家電リサイクル対象品もまとめて回収OK。
- ✅ デメリット:自治体に比べると費用が高い。中には悪質な業者も存在するため、業者選びに注意が必要。
5. リサイクルショップや買取専門店で売る
製造から5年以内の家電や、ブランド家具なら売却を検討しましょう。捨てるはずだったものがお金になるかもしれません。
- ✅ メリット:処分費がかからず、現金化できる。出張買取なら運搬もお任せできる。
- ✅ デメリット:状態が悪いと買取不可(有料引き取り)になる場合がある。引っ越しシーズンは予約が取りにくい。
6. フリマアプリ・ネットオークションで売る
メルカリやヤフオク!などを利用して個人売買する方法です。リサイクルショップよりも高く売れる可能性があります。
- ✅ メリット:店で売るより高値がつく可能性がある。ニッチな商品でも需要が見つかるかも。
- ✅ デメリット:出品、梱包、発送の手間がかかる。いつ売れるか分からないため、引っ越し直前には不向き。
7. 知人・友人に譲る・寄付する
これから新生活を始める友人などに譲る方法です。お互いにメリットがあります。
- ✅ メリット:処分費用0円。愛着のある家具を大切に使ってもらえる。
- ✅ デメリット:配送手段(車や配送料)の確保が必要。トラブル防止のため、日程調整をしっかり行う必要がある。
【目的別】粗大ゴミ処分はどれがおすすめ?メリット・デメリット比較

「結局、自分にはどれがいいの?」と迷う方のために、重視するポイント別におすすめの方法を比較表にまとめました。
| 重視するポイント | おすすめの処分方法 | 費用目安 | 手間 | スピード |
|---|---|---|---|---|
| とにかく安さ | ①自治体収集 ②持ち込み | ◎ (数百円〜) |
△ (運搬必要) |
△ (予約制) |
| 楽さと時間 | ④不用品回収業者 | △ (数千円〜) |
◎ (何もしなくてOK) |
◎ (即日可) |
| 引っ越しと同時 | ③引越し業者 | △ (業者による) |
○ (当日に搬出) |
○ (当日) |
| 現金化したい | ⑤買取・売却 | プラス収支 | ○ (出張買取なら楽) |
△ (査定必要) |
費用を「安く」抑えたいなら自治体か売却がおすすめ
時間に余裕があるなら、「売れるものは売り、残りは自治体に出す」のが有効な節約術です。
自治体の回収は税金で賄われている部分があるため、民間のサービスとは比べ物にならないほど安価です。
手間を惜しまず、少しでも出費を減らしたい方は、早めに自治体の予約を入れましょう。
手間と「時間」を節約するなら不用品回収業者がベスト
「仕事が忙しい」「重いものが運べない」「期限が迫っている」という場合は、不用品回収業者一択です。
分別も運び出しも不要なので、電話一本で解決します。
費用はかかりますが、「時間をお金で買う」と考えれば、コストパフォーマンスは非常に高いです。特に女性の一人暮らしや、高齢者の方には強くおすすめします。
状態が良い家具家電なら「買取」で現金化を狙う
捨てる前に一度、「出張買取」の査定を受けてみましょう。
値段がつかなくても「無料引き取り」してもらえる場合があり、それだけでも処分費用の節約になります。
特に製造から5年以内の家電は高値で売れるチャンスです。

粗大ゴミ処分は「段取り」が命です。引っ越し日から逆算して、いつまでに何をすべきか計画を立てましょう。
【1ヶ月前】不用品の仕分けとリストアップを始める
- ・ 新居に持っていくもの・捨てるものを決める:クローゼットや押入れの中身も確認しましょう。
- ・ 粗大ゴミの大きさや個数をリスト化する:予約時にサイズを聞かれるため、事前に測っておきます。
- ・ 売れそうなものはフリマアプリに出品する:売れ残った場合のリスクも考え、期限を決めて出品しましょう。
【2〜3週間前】自治体や業者への申し込み・見積もり
- ・ 自治体:回収の予約を入れます。3月〜4月の繁忙期は予約がすぐに埋まるため、早めの行動が必須です。
- ・ 回収業者:相見積もりを取り、料金や対応を比較して予約を確定します。
- ・ 買取業者:査定に来てもらい、売れるものを現金化しておきましょう。
【1週間前〜前日】冷蔵庫の水抜きと搬出の最終準備
- ・ 粗大ゴミ処理券を購入して貼る:コンビニ等で購入し、見えやすい位置に貼ります。
- ・ 冷蔵庫・洗濯機の水抜きをする:運搬中の水漏れを防ぐため、前日までに必ず行ってください。
- ・ 搬出経路を確保しておく:当日にスムーズに運び出せるよう、廊下や玄関の荷物を片付けておきましょう。
処分が間に合わない!引っ越し当日・直前の対処法

「予約を忘れていた!」「当日に予想外のゴミが出た!」という緊急事態の対処法です。焦らず最善の手を打ちましょう。
即日対応・年中無休の不用品回収業者に依頼する
確実な解決策です。「即日対応」「エリア巡回中」の業者を探して電話しましょう。
多少割高になる可能性はありますが、退去の時間までに部屋を空にするためには、背に腹は代えられません。
多くの業者が電話一本ですぐに駆けつけてくれます。
友人・知人に一時保管を頼むか譲渡する
近所に実家や友人がいるなら、一時的に荷物を置かせてもらえないか頼んでみましょう。
また、SNSなどで「誰かもらってください!取りに来てくれる方限定!」と呼びかけ、軽トラなどで取りに来てもらうのも一つの手です。
諦めて新居に持っていき後日改めて処分する
業者も見つからない場合の最終手段です。
引越し料金が上がる可能性はありますが、旧居にゴミを放置していく(残置物)よりは良いです。
高額な違約金を請求されるリスクを避けるため、とりあえず新居へ運び、落ち着いてから現地のルールでゆっくり処分しましょう。
粗大ゴミの処分費用相場と安く抑えるコツ

気になる「お金」の話をまとめました。自治体と民間業者では料金体系が大きく異なります。
相場を知っておくことで、高額請求の被害を防ぐこともできます。
自治体回収と不用品回収業者の料金相場比較
| 品目 | 自治体回収の相場 | 回収業者の相場 |
|---|---|---|
| ベッド | 1,000円〜2,000円 | 5,000円〜10,000円 |
| ソファ | 1,000円〜2,000円 | 5,000円〜10,000円 |
| タンス | 500円〜2,000円 | 3,000円〜8,000円 |
| 洗濯機 | 回収不可 | 5,000円〜8,000円 |
| 軽トラパック | – | 15,000円〜25,000円 |
※業者のパック料金には、車両費・人件費・処分費などが全て含まれています。
大量に処分する場合は、パック料金の方がお得になることがあります。
処分費用を安く抑えるためのポイントと買取活用
- ・ 相見積もりをとる:最低3社から見積もりを取り、「A社はこの値段だった」と交渉してみましょう。
- ・ 買取と相殺する:買取もできる回収業者を選び、処分費から買取額を引いてもらうことで総額を抑えられます。
- ・ 自分で運べるものは自治体へ:重いものだけ業者に頼み、軽いものは自分で自治体回収に出すなど、使い分けるのが賢い方法です。
追加料金が発生するケースと見積もりの注意点
見積もりが安くても、当日に追加料金がかかるケースがあります。事前に以下の項目を確認し、見積書に記載してもらいましょう。
【追加料金がかかりやすいケース】
- ・ 階段作業:エレベーターなしの2階以上の場合。
- ・ 解体作業:ベッドなど、そのままでは搬出できない家具の解体。
- ・ エアコン取り外し:取り外し工事が必要な場合。
- ・ 早朝・深夜:営業時間外の対応。
- ・ 横持ち作業:家の前にトラックが停められず、手運びの距離が長い場合。
トラブル回避!業者選びの注意点と違法業者について

「無料回収」を謳う業者など、トラブルに巻き込まれないための自衛策です。安易な選択が思わぬ高額請求を招くこともあります。
「無料回収」を謳う違法な廃品回収車には注意
街をスピーカーで巡回しているトラックや、「無料回収」と書かれたチラシの業者は利用してはいけません。
最初は無料と言っておきながら、荷物を積み込んだ後に「回収は無料だが、積み込み料は別」などと言いがかりをつけられ、数万円〜数十万円の高額請求をされるトラブルが多発しています。
業者の「一般廃棄物収集運搬業許可」などを確認する
信頼できる業者を見分けるために、ホームページで以下の許可情報を確認してください。
- ・ 古物商許可:不用品を買い取るために必要な許可。
- ・ 一般廃棄物収集運搬業許可:家庭ゴミを回収するために必要な許可(※自社で持っていない場合でも、許可を持つ業者と提携していれば問題ありません)。
会社概要に住所や固定電話の記載がない業者は、トラブル時の連絡先がなくなるリスクがあるため避けましょう。
参考:廃棄物の処分に「無許可」の回収業者を利用しないでください!|環境省
賃貸物件の退去時トラブル(残置物)を防ぐ
部屋にゴミを残したまま退去すると、敷金から高額な「残置物撤去費用」を引かれるだけでなく、違約金を請求されることもあります。
借主には、部屋を入居時の状態に戻す「原状回復義務」があります。
どうしても間に合わない場合は、勝手に置いていくのではなく、必ず管理会社や大家さんに相談してください。
まとめ

引っ越しゴミの処分は、早めに動くほど「安く」「楽に」済みます。後回しにせず、今すぐ行動を始めましょう。
スムーズな引越しのためのスケジュールは以下の通りです。
- 1ヶ月前:不用品のリストアップと買取査定を済ませる
- 2週間前:自治体や業者への予約を完了させる
- 前日:搬出準備と家電の水抜きを行う
この手順を守れば、トラブルなく新生活をスタートできます。もし「時間が足りない」「重くて運べない」と悩んでいるなら、迷わずプロの不用品回収業者を頼りましょう。
見積もりは無料の業者がほとんどです。一人で抱え込まず、まずは相談してみることをおすすめします。